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高齢の親の日焼け対策について、ドラッグストアで何を選べばいいか迷っている方
冒頭3行結論
✅ 買うなら 「紫外線吸収剤不使用」と表示された散乱剤主体のクリーム・乳液タイプが選択肢になりやすい。保湿成分入りを選ぶと乾燥しやすい高齢者の肌にも使いやすい。
❌ 避けたい選択
- 親が湿布(ケトプロフェン含有)を使用中・使用後4週間以内の場合、日焼け止めの成分確認が必要
- スプレータイプを顔に直接吹きかける(吸引リスク・塗りムラが出やすい)
🧑⚕️ 相談が必要なケース
- 親が湿布や外用消炎鎮痛薬を使用している場合
- 顔・頭部・手の甲に治りにくい皮膚の変化がある場合(皮膚科受診が適切)
高齢者の肌の特徴と日焼け止め選びへの影響
高齢になると皮膚のバリア機能・水分保持力が低下し、乾燥しやすく・外部刺激に敏感になりやすい状態になります。日焼け止めを選ぶ際はこの特性を踏まえることが重要です。
- 乾燥しやすい:保湿成分が入っている製品が使いやすい
- 刺激が気になる場合は、紫外線吸収剤不使用の製品が選択肢になります
- 塗り直しが難しいことがある:手軽に塗り直せる剤形を選ぶ工夫が必要
成分の選び方
紫外線散乱剤主体の製品を優先する
「紫外線吸収剤不使用」と表示されている製品は、酸化亜鉛・酸化チタンなどの散乱剤が主体です。刺激が気になる方では選択肢になりやすく、高齢者の肌に合わせて選ぶ場合に検討しやすい選択肢です。
保湿成分入りを選ぶ
ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどの保湿成分が配合された製品は、乾燥しやすい高齢者の肌にも使いやすいです。
SPF・PAは日常使いに合わせて
日常的な外出であれば、必要以上に高いSPF・PAの製品を選ばなくてもよい場合があります。高SPF製品は長時間の屋外活動向けで、日常使いでは中等度のものが選びやすいです。
剤形の選び方
クリーム・乳液タイプ(基本) 保湿効果があり、肌への密着度が高く、塗りムラが出にくいです。日常使いの基本として選びやすいです。
スプレータイプ(補助として) 手が届きにくい部位の塗り直しや、外出先での補助として使いやすいです。ただし、顔への直接噴霧は吸引リスクがあるため避けてください。手に取ってから顔に塗るか、ガーゼ・コットンに噴霧して使う方法が安全です。
スティックタイプ 外出先での塗り直しに手軽に使えます。顔・首まわりへのポイント使いにも向いています。
湿布を使っている親への注意

親がケトプロフェン含有の湿布(モーラステープ®など)を使用中・または最近使っていた場合、日焼け止め選びに注意が必要です。
- ケトプロフェンと化学構造が似たオクトクリレンなどの紫外線吸収剤を含む製品で、交叉反応による皮膚症状が起きることがある
- 「紫外線吸収剤不使用」と表示された製品を選ぶのが安全
- 湿布を剥がした後もしばらくは貼っていた部位の遮光が必要なため、日焼け止めより先に衣類・サポーターでの遮光を優先する
塗り方・塗り直しのポイント
- 外出前に余裕をもって塗る
- 日焼け止めは汗・水・時間経過で効果が落ちるため、2〜3時間ごとを目安に塗り直す
- 量が少ないと効果が下がりやすいため、適量を塗ることが重要
- 首・手の甲・耳まわりなど露出しやすい部位も忘れずに塗る
高齢者本人が自分で塗り直すのが難しい場合は、外出前に家族が一緒に塗る習慣にするか、手軽に使えるスティックタイプを携帯してもらうと続けやすくなります。
薬剤師への相談3点セット

- 親の肌の状態(乾燥しやすい・敏感肌など)
- 服用中・使用中の薬(特に湿布・外用薬の成分名)
- 主な使用シーン(日常的な外出か、長時間の屋外活動か)
受診を考えるライン
次のいずれかに当てはまる場合は、皮膚科への受診が適切です。
- 顔・頭部・手の甲に、カサカサした赤みのある斑点や治りにくい皮膚の変化がある
- 日焼け止めを塗った後に赤み・かゆみが出た
- 湿布を使用中・使用後に皮膚に強いかゆみ・赤み・水ぶくれが出た
ドラッグストアでよく聞かれる相談
相談:「80代の父に日焼け止めを買っていきたいが、腰の湿布も貼っている。何を選べばいいか」
迷い:湿布と日焼け止めの成分の関係が分からない。何でも塗っていいか不安
結論:湿布がケトプロフェン含有であれば、「紫外線吸収剤不使用」と表示された散乱剤主体の製品を選ぶのが適切。保湿成分入りのクリーム・乳液タイプがおすすめ。まず湿布を貼っている部位は衣類・サポーターで覆う遮光を優先し、日焼け止めはその補助として使う
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薬を飲んでいる高齢の親に日焼け止めを選ぶとき、
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この記事の根拠
1. 環境省 紫外線環境保健マニュアル UV-Bは日焼けや皮膚がんの原因になり、UV-Aも長時間の曝露で健康影響が懸念されるとされています。
2. PMDA 医薬品・医療機器等安全性情報 No.276 ケトプロフェン外用剤による光線過敏症の副作用報告が集積し、使用後も遮光が必要とされています。オクトクリレンとの交叉感作についても注意喚起が行われています。
この記事は薬剤師が執筆・監修しています。個別の症状や服用中の薬については、かかりつけの薬剤師または医師にご相談ください。

